20120503 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012の1日目

何年ぶりかで生渋さに行って来ました。
何でまた行く気になったのか、
GWで休みなのもあれど、札幌で行ったワークショップに集まった子供たちが「チョビ渋」というバンドとなり、東京までツアーしてくるというので見てみたかったのが第一。
でもそれを見るには有料公演のチケットが必要というので、ちょっと遅い時間で不安なれど、ついでに夜中の「大人渋さ」も見てみよう、という流れ。
1日の江古田バディの方がじっくり見れたんだろうけど、別件で行けズ。orz


「チョビ渋」は午前11時半からやるというので朝から出発。最近は老化現象で朝には強い。(したがって夜は弱い)
会場の東京国際フォーラムは、出来た頃に来たことがあるはずだけど詳細は忘却済。雨降りなので地下鉄で行ってみたら、東京駅は地下道もきれいになっていた。
東京国際フォーラムは広いけどガラス張りで、どこでやるのかすぐわかった。場所はわかったが、そこへどう行けばいいのか分からない。ぐるっと廻って階段前にチケット確認の検問、階段を下りて展示フロアとかいうだだっ広いスペースに入る。
大手楽器メーカーなどのショースペースやロシア関係の飲食スペース、お土産物売り場などがある真ん中へんにステージがあって四方に客席。席が空いてないのでステージ下手前の柱の前に座り込み、しばし待つ。


チョビ渋

定刻、普通に歩いてメンバー登壇。いすに座って演奏開始。
普通の会場だったらそれでいいんだけど、こういうオープンなスペースだったら、練り歩きしなくっちゃ。
終演時も演奏しながら退場したのはいいが、締めが残った弦楽器と打楽器だけで、
まあそれもありか。。。
gが強烈だったから、尻すぼみにならず、かっこよく終わらせていた。


しかし、みんなうまいよな〜。よくあれだけず〜っと狂わせないでちゃんとした音出せるよな〜。
そのうえちゃんとソロ回ししてるし、感心感心。
こいつらを食べさせていける国を作っておかないと、頭脳流出ならぬ演奏家流出が加速ってことにもなるよな〜・・・
やめないで続けてほしい。


展覧会の絵」と渋さの曲を取り混ぜて、緩急取り混ぜるのもご本家と一緒。最後も定番の本工で終わり。
途中からペロさんやおしゃもじ隊に羊姿の4人衆なんかが賑やかしに登場。昼間っから妖艶な女性が出てきて子供の前で動き回るのもお咎めなし。これは時代が渋さに追いついたってこと?
最後にはロシアのイラストレーターが生み出したらしいチェブラーシカなるユルキャラが登場。お子ちゃまたちを集めて踊っていた。


ライブの合間の暇つぶし

予定通り12時半には終わり、この後の予定は9時過ぎまでなし。
とりあえずおなかが空いたので食事なのだが、人が多くてどこも行列なので適当に済ませ、お土産売り場に面白いものは ないかと物色。
JIRI Votruba(イジー・ヴォトルバ)というチェコプラハの人のイラストが可愛いので買って帰ることにする。
それから、東京駅がだいぶいろいろ新しくなっているということなので行ってみる。
丸の内側の駅舎は外装が戦前の形でオープンされたが、内側はまだで10月に新装開店らしい。あの、部屋からホームが 見えるステーションホテルも復活らしい。
八重洲側に行って驚いたのが「一番街」。酷い人口密度。各TV局やウルトラマンシリーズのキャラクターショップにお菓子 メーカーのアンテナショップなんかが集まっているところに親子連れでファミリーで来ちゃってるもんだから大変。身動きが取れ ない。
改札を入ってエキナカもデパートの地下食品街のような賑やかさ。
参ったものだ。
さて、今日は帰るのが遅くなるので、体力を貯めておかないといけない。こういう時にいいのがネットカフェ。
この辺でネットカフェと言えば秋葉原
ということで、秋葉原へ。
ここで降りるのも何十年ぶり?という感じ。
電気街というのは相当前の話で、PCの街も過去のものとなり今やAKB48とメイド喫茶の街となっていた。街にはメイド服の「立ちんぼ」が客を誘っていた。


六本木ヒルズでのyanokami見にいくのをすっかり忘れてネットカフェでダラダラ過ごす。

渋さ知らズボリショイオーケストラ

体力を少しは回復させて東京国際フォーラムへ戻る。
昼間の高人口密度状態も収まって、雨もやんでいい感じ。
昼間に目を付けておいた物品を手に入れ有料会場の上階ホールCへ。
チケット切りの検問は入れたが、その先は9時半まで通せんぼ。開演15分前まで席には着けズ。


9:45 キンコンカンコンキンコンカンコン +注意事項のアナウンス
9:47 MC渡部一人で登場。ごあいさつ。アウェイの空気をなんとか和ませる。
9:50 みんな出てきて、「白鳥の湖」は3拍子
10:01 彩おかあさんの「ダーダーダー」はたぶん日本語訛りのきついロシア語ver.
土の歌的しんみり系
一週間
展覧会の絵」は無理矢理5拍子。
フィッシャーマンバンド
火の鳥(?)」「春の祭典?」はチョサッケーンの関係で客に歌わせ、
(どうもここで時間を食った模様?)
時間的にここまでかと思いきや、
今日のドラゴン、銀色の火の鳥が出てきて、
本工にポーレシュカポーレに仙頭にステキチという定番エンディングで持ち時間30分押し。
終電がヤバイのでそそくさと帰る。
やっぱ一泊する気で行かないとダメだわ。


音は緩急の緩がいつもより多かった気がするが、
今日はコンテンポラリーダンスの伴奏がメイン。
元ネタがバレエ用の曲だから当然といえば当然。
なんといっても圧巻は東野祥子さんの踊り。すばらしい。
そしてその他の諸団体入り混じったダンスパフォーマンスは、ここでしか見れないね、きっと。


渋さ知らズボリショイオーケストラ
    立花秀輝/佐藤帆/鬼頭哲/吉田隆一/
    松本卓也北陽一郎/辰巳光英/高橋保行/
    ギデオンジュークス/石渡岬/オノアキ/小林真理子/
    斉藤良一/ファンテイル/太田惠資/若林淳/
    関根真理/磯部潤/山本直樹不破大輔
    渡部真一/青山健一/横沢紅太郎/竹内寿一/
    ペロ/ぷら/東洋/シモ/宝子/
    南加絵/ぷり/すがこ
【ダンサー】
 東野祥子(baby-Q)
 ケンジル・ビエン(baby-Q)
 安田理英(ささらほうさら)
 松原東洋
 若林淳
 霜村佳広
 南加絵
 長谷川宝子
 陽茂弥(ねねむ)
 田村元(ねねむ)※ねねむからはあと何人か出演されます。
トンデ空静か主宰の松原東洋さん、baby-Q主宰の東野祥子さん、ささらほうさら主宰の安田理英さん、カシワカラ主宰の竹内寿一さん、ねねむ主宰の陽茂弥さん。ドイツから霜村佳広さん。


まあ、ピナ・バウシュモーリス・ベジャールもおんなじようなことやってますが、ここまでぶっ壊してはいない。やっぱ渋さはすばらしい。(あっちは踊りだけだったか・・・)
ラフマニノフ作品37『徹夜祷』(てつやとう、ロシア語: Все́нощное бде́ние)
4.(聖入)聖にして福たる常生(じょうせい)なる天の父
http://ja.wikipedia.org/wiki/徹夜祷_(ラフマニノフ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B9%E5%A4%9C%E7%A5%B7_(%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95)
http://www.youtube.com/watch?v=d6WC3kvW8TA
http://www.youtube.com/watch?v=SDdbvZsoKhk
は、若林淳「神」に「生贄」東野祥子をささげる場面あたりでやったのかな〜