20080106 JAZZと仏教LIVE @牛込柳町 経王寺

タイトルはこれでいいでしょうか?
たいそうなタイトルですが、これは1月1日から7日までここ経王寺本堂でやっている加藤龍勇さんという画家の個展のタイトルらしい。その意味は、仏教もJAZZも「神はなく人間がそれぞれに生きている」という点で共通点があるという、よくわからないがそういうことでこのタイトルらしい。昨日はチンドンのライブがあったらしいし、その前には雅楽のライブがあったようだ(雅楽をやるのは神社なんじゃない?)。
で、いちばんJAZZらしいのが今日と明日のこのライブ。
だけど、たまぱん小森さんが「私たちがこんな企画で何で呼ばれたんでしょう?」と盛んに言っていたように、「いわゆる一般的に言うところの」JAZZではないといえばないかもしれない。でもこういうのも含めてJAZZだという人はいることはいる。
まあ、そんなことはどうでもいいんだけど。


今日は、午後1時からと5時からの入替え制の2公演。ついでだから、両方見てしまった。
(明日は6時から1回やるようだけど、行けないから行かない。)
大久保通りから境内へは階段を上がる。正面の本堂の中でこのライブは行われた。
基本的内容は、

1部「組曲 mental sketch modified(宮沢賢治) 〜めんたるすけっちもでぃふぁいど〜」

ナレーターなどをやっているという北原久仁香さんが宮沢賢治の詩と彼の伝記を語り、その合間に小森慶子さんとアラン・パトンさんが音をつけるという企画。中央の御本尊の前にスクリーンが垂らされてあって、そこに加藤さんの描いた絵が話にあわせて映される。
星めぐりのうた、春と修羅、青い槍の葉、原体剣舞連、農民芸術概論綱要
詩と解説の合間合間に、cl、b-cl、ss、小太鼓、アコーディオン、のこぎり、親指ピアノなどで劇音。劇伴。
夜の部では最後に和尚さんが鳴りもので特別参加でインプロしたりして。なかなかいい感じで終わる。
45分ほどの組曲
渋さ知らズ界隈では有名なダーダーダーダースコダーダーは、太鼓の音なのですが、具体的には、タンタンタン、タタタンタンでした。

2部 「小森慶子 & アラン・パトン LIVE」

休憩を挟んで、2部は普通にLIVE。
でもまあ最初の登場の、和尚の子供らしき2人の男の子がうちわ太鼓を叩きつつ、「ハイホーハイホー」を弾きながらのcl小森さんとAcアランさんの間に入って並んで出てきて、「これから2部を始めます。礼」と言って4人いっしょに礼をした微笑ましい演出は、なんだかな〜。。。まあいいけど・・・・